マグノリア

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アベンジャーズ:インフィニティウォーを見(てい)たので感想と次作の話

どもどもです。

最近不眠症気味でブログを書く気力がなかなか出ないんですよね。それにしたって一か月放置は何事だよと思いますが。

ツイッターだと直感的というか特に考えずに呟いてるんですが、ちゃんと長文にするってなると内容考えますからね。それにしても眠い。

 

というわけでアベンジャーズ インフィニティウォーを見てきました。

とは言ってももう見てきてからかなり経ってますがね。4月30日に見たのが1回目でしたか。

今回はネタバレを極力しないほうがいいと思ったので、ブログの公開自体を遅らせております。公式からネタバレ厳禁のお達しも出てましたし。

ただまぁ滾りを残すことだけはしておきたいなと。それにしても公開から一か月たってるってどうよ?

つまりバリバリネタバレしてます。映画を見るつもりの方は見てはいけませんよ。見ないけど気になる…って方も見てはいけません。見てから見ろ。

 

 

さて。何を書くべきでしょうか。余りにも色々ありすぎてね。

古今東西ヒーロー大集合

キャラの話にしますか。

もうね、全員最高に格好良かったのよ。アイアンマンもキャプテン・アメリカもソーもetc…

本当に格好良くて見せ場に溢れてて。最高でしたね。

ツイッターをフォローしてる方は、僕がシビルウォー不満タラタラマなのをご存知かもしれません。僕のシビルウォーに対する最大の不満はキャラに対するオタク的解釈の不一致なのですが、つまるところ僕が他の作品で感じてきた「このキャラはこういう人!!」っていう印象と違うものを見せられたからなのです。公式に文句を言うオタクは面倒。

でもホークアイの扱いにだけは文句を言い続けるぞ!!!

今回もだ!!!!!!!!

落ち着きましょう。さて、というわけで今回のインフィニティウォーにも不安を抱きながら向かったのですが、全くの杞憂でありました。そこにいたのは俺の愛したキャプテン・アメリカであり、格好いいアイアンマンでした。

インフィニティウォーではキャラの掘り下げをほぼ行なっておらず、すでに組み上がっているキャラを活かすことに全力を注いでいるように感じました。その辺りはまた後で書きますが、解釈違いで発狂することもなく大好きなヒーローの面々が延々と活躍する最高の映画になってましたね。

まぁ登場していない人もいましたがね。一応書きますが僕は本当にホークアイが好きなのでただネタにしてるわけではないです。てかマジであの扱いはなんなのって憤ってます。注釈は大切。

というわけで何人かピックアップして感想を。

 

キャプテン・アメリカ

もうね…なんなのかしらね、あの登場の仕方。アベンジャーズでもトンデモチート枠に分類されるヴィジョンとワンダの窮地に、走り抜ける電車の陰から現れる世界最高の人間。惚れるわ!

多分他の誰が来てもあの安心感はない。本当に…「あっ勝ったわ」ってなるあの瞬間、音楽、絵力。作画を褒めたい。

そしてね、あの堅物っぷりよ。自分を殺すことが最良の道だと語るヴィジョンの発言を受け入れるきゼロの思考回路。最高。犠牲を認めないあの姿勢。惚れるわ!!(2回目)

やっぱりあれがキャプテンなんですよね。道を譲る気がないの。正しいと思える道を突き進み、邪魔をする奴にはお前がどけと言う。物事が単純になればなるほどキャプテン以上に頼りになる男はいない。

今作は正直活躍シーンが少なかったけども、次作に期待ですね。というかあの少なさでこの印象の強さは何が起きてるんだよ。

 

ロキ

ロキィィイイイイィイイイイ!!!!お前ええええぇぇぇ!!それは卑怯だよ!!!やっとじゃん!ソー3で兄上と分かり合えたばっかりじゃん!!!だからか!!!でもそのセリフで死ぬのはもうさぁ!!!!!ダメよ!!!!しかもさぁ…兄上を救うために石を差し出すなんてさぁ…お前ええええぇぇぇ!!!!!

 

スパイダーマン

知ってました?ラストシーンのあのセリフ、トム・ホランドのアドリブなんですって。泣くわ!!!!!

落ち着こう。さて、今作の癒しのスパイダーマンとドラックス。本当に男性に使うべきか悩むんだけど、トム・ホランドは可愛い。しかも格好いい。天は二物を与えてる。

今回はトムホの演技力がずば抜けていましたね。トニーに「君もアベンジャーズだ」って言われた時の喜びの顔と、責任に気付いてからの真剣な顔への表情の流れがもう最高でしたね。人間って顔だけでこんな演技できるものなのか。

そしてやっぱりあのシーンですよね。「スタークさん助けて」からの「スタークさんごめんなさい」がもうね…無敵過ぎて最高でしてよ。ごめんねってのがさぁ…期待に応えられなかったことを謝るのがさ…多分一人にすることを謝る気持ちもありそうだし。トニーって基本置いて行かれる側じゃないですか。それにピーターが気付いているようで。最高でしたよ…泣くわ。

 

スカーレットウィッチ

アベンジャーズの母ちゃん役のブラックウィドウガーディアンズの姉ちゃん役のガモーラをはじめとしてMCUには強い女性が数多くいます。その中で、インフィニティウォーに至るまでのワンダは一貫して弱い女性として描かれてたように感じます。精神的に脆く、幼さのある女性として。

エイジオブウルトロンでAvengerとして立ち上がりながらも、シビルウォーでの出来事で心を折られてしまったワンダ。

トラウマを突いたとはいえキャプテンを行動不能にする程の力を持ちながらも、経験値不足や精神の脆さから活躍の場に恵まれなかったワンダですが、今回はその力を十二分に発揮してくれます。愛するヴィジョンを守るため、仲間たちの危機を救うために戦う彼女を見ることができただけでね…インフィニティウォー最高!!!!と言い切れる。

もう一つ、今回のワンダとヴィジョンとの種族を超えた恋愛描写が好きなんですよ。二人での生活の描写は決して多くはありませんでしたが、二人の会話の端々から育んできたものを感じられて。

そんなワンダにとって新たな、そして大きすぎる壁が立ちはだかります。サノスの求めるストーンの一つがヴィジョンの核であり、その核を破壊できるのはワンダしかいないという事実が。

破壊を拒絶するワンダですがサノスの出現、そしてヴィジョンからの懇願を受けストーンを破壊します。今までの彼女にはその決断はできなかったと思うのです。ヴィジョンに縋り付き、泣くだけしかできなかったと。彼女にとって最もつらい決断を後押しいたのはヴィジョンの言葉であり、その言葉を受け入れられたのはまさしくワンダの成長を表していると思うのです。

だからこそ、その直後の悲劇がより悲壮感を増してしまうのですが…正直ワンダ周りはきつすぎるんですよ。愛する相手を殺さなきゃいけない状況になって、辛くても多数のためにそれを決断し実行して、それを無に帰される。なんやねん。ワンダに何の恨みがあるんだ。

 

クィルガモーラ

クリプラがもっちりし始めたところを弄る姿が観れるとは思ってなかったのでもうそこだけで最高。

さて、もっちりを弄るだけでなくここではクィルとガモーラの関係も掘り下げられてまして。クィルがガモーラに太ってないかを確認する=ガモーラはクィルの体系を知ってるってことですからね。萌えるわ。

と言いますか、今回は本当にこの二人の関係が尊かったんですよ。ガーディアンズ1と2でガーディアンズが家族という形になっていく中で、お互いを意識しながらもその先の関係に進んでいるとは思えなかったクィルとガモーラ。今回のクィルの「お前の娘のセフレだ!」というセリフからも、明確に付き合ってはいなかったことが伺えます。

ガモーラの「もし自分がサノスに捕まったら私を殺して」というセリフの後の「お母さんに誓って」というセリフ…ダメじゃん。ガモーラがここで「自分を愛してるなら」とかいう言葉を使わずにお母さんへの誓いとして自分を殺させようとするのがさぁ。ガーディアンズ1でクィルがヒーローになった瞬間って、宇宙空間に投げ出されたガモーラを助けた瞬間だと思うのよ。2でもクィルにガーディアンズが家族であるって気づかせたのもガモーラじゃないですか。ガモーラってそれだけの影響をクィルに与えてるわけじゃん。それなのに自分がクィルにとって大切な相手になってるって微塵も考えてなさそうなとこ、萌える。萌える。

そういうものを踏まえた上でのアレよ。アレ。しんどっ!!!!心がしんどっ!!!!自分を殺せないクィルに対して愛してると伝えるガモーラ。その言葉で殺そうと決意するクィル。

その言葉を伝えられる瞬間がそこしかなかったのがさ。それまで一線を越えられなかったってのがさ。もうね

しんどっ!!!! 

 

サノス

MCUには数多くの魅力的なヴィランが出てきました。今作で壮絶な最期を遂げた知略のロキ、アイアンマンに対する皮肉の塊バットマンヴァルチャー、キャプテンの誕生とアベンジャーズの結成という大きな契機に関わるレッドスカル…今作から本格的に登場したサノスはその面々に並ぶとも劣らない魅力的な悪役…まさしく悪のカリスマと呼ぶべき存在であります。顎は金玉袋ですけど。

アベンジャーズから姿だけは見せていたサノス。今作で明かされたその目的は、宇宙のバランスを保つために全ての生物の総数を半分に減らすという途方もないものでした。

正直サノスすごく好きになったんですよ。タイマンでハルクを倒せる強さも、悪役として格好いいとかもあるんですが、それ以上にどこまでも気が狂っているのが最高。だってあんまりにもエゴが過ぎる目的じゃないですか。物理的な欲求を満たすためでも破壊衝動に身を任せるでもなく、自らの理想のためにありとあらゆるものを犠牲にして突き進む。そしてその答えが正しいものと信じて疑わない。

宇宙のバランスを保つっていうのであれば、例えば宇宙の広さを倍に広げるとか物資を大量生産するだとか…命を奪わない方法があると思うんですよ。インフィニティストーンを使えば何かしらの方法はあると思うんです。なんなら自分で宇宙を統治して、反乱者を処理するなりすればいいだろうと。今まで悩んできたのかもしれませんが、最後のあの笑顔とやり遂げた感は今まで微塵も悩んでなさそう。

ためらいも戸惑いもなく突っ切る姿勢。大好きですね。次作で逆転されるんだろうけど、激昂もせずにもう一度やってやるくらいの姿勢で冷静に暴れてほしい。

MCUの入口として

先述した通り今作ではキャラの掘り下げをほぼ行っていないように思っています。ほぼ初登場のサノスや、クィルとガモーラの恋愛など内面や関係性を掘り下げた部分もありますが、多くのキャラは今までのキャラそのままのものです。

しかし今までの作品で彼らの人となりは十分過ぎるほど描かれており、自分の好きなキャラたちが今まで絡まなかった面々と絡むだけでも最高に昂ぶれるはずです。

また…これは僕が今作でmcuに出会ったわけではないのでなんとも言えないところなのですが、mcuの入り口として決して悪くない作品だと思うのです。最後のアレがネックだけど。

個人的な考えですが、mcuの作品では登場するヒーローを輝かせることに全力を注いでいると思っています。その人物の魅力を存分に引き出し、苦難をぶつけ成長させ、新たなステージへ進ませる。言ってしまえばキャラの個性で観客を殴る作品です。褒めてますよ?大好きですそういうの。

そこを踏まえると今作では、mcuのほぼ全てのヒーローの魅力を余すことなく存分に味わうことができます。2時間半近く絶えることがない絵力の強さ、常に繰り広げられるアクションと笑い、圧倒的な濃さを持つキャラの掛け合い…きっと初見でも楽しめるのではないでしょうか。

ここから過去作品を振り返ることで関係性や生い立ちを知り、そしてもう一度インフィニティウォーに帰ってくる…最高の体験ができるんじゃないでしょうか…羨ましい。

mcu経験者にも初心者にも楽しめる素晴らしい作品になっていると思います。

 アベンジャーズ4へ向けて

さて、最後になりましたが僕がアベンジャーズ4に望むことを書き添えておきます。

 

アベンジャーズへの継承

初期アベンジャーズの面々は次作にて契約終了、卒業と言われています。契約更新される方もいらっしゃるかもしれませんが、あの6人を見ることができる機会はあと一作しかないかもしれません。

僕が映画にどハマりし始めた原因であるアベンジャーズがもう見ることができないと思うと悲しい限りであります。ホークアイの客演も他になかったしな。単独作品作って欲しいんですけどほんと。

しかし同時に、これからを担う面々の活躍が楽しみなのも事実です。

ストレンジ、スパイダーマンブラックパンサーアントマンガーディアンズ。そしてついに登場するキャプテンマーベル。また、バッキーがキャプテンを継ぐのかも楽しみであります。

次作では旧アベンジャーズが退陣、そして新たなアベンジャーズの誕生を格好良く描いて欲しいと思います。

 

ヒーローの帰還

愛するものを討つことで宇宙を救う。クィルとワンダの選択は決して間違いではないと思います。ですがそれはサノスと同じ選択であり、どちらの選択もサノスにインフィニティストーンを奪われる結果になっています。

そして…MCUで今まで描かれてきた作品は、ヒーロー達の行動はその選択を否定するものだと思っています。

例えばエイジオブウルトロン。

諦めても許される状況でそれでも子供の命のためにホークアイは走り、クイックシルバーは走りました。そしてクイックシルバーの命が失われたことが遠因となりソコヴィアは落下を始めます。

例えばアントマン

自分の娘を救うために原始以下の世界へ旅立とうとしたアントマンは、娘の声でこの世界へ帰ってきました。

そして、自らが作り上げた兵器によって犠牲になった者達のために立ち上がったMCU最初のヒーロー、アイアンマン。

MCUは一貫して犠牲を否定し続けており、犠牲を強いるサノスのやり方もクィルとワンダの選択も肯定されないものであります。

 

MCUには僕の記憶違いでなければたった一人だけ、一度も犠牲を看過したことがない男がいます。星条旗の理想を誇りとして纏い、傷つけるための剣ではなく守るための盾を持ち、貧弱な肉体であっても自由のために戦おうとし、トニーでさえ諦めかけたソコヴィアの市民の命を諦めなかった男が。

一度は諦めを抱いたことがあるヒーローたちの中で、たった一人だけ諦めを持たないヒーローが。

僕がアベンジャーズ4に期待する最大の事。それは原作のAvengersを象徴するあの言葉を、ヒーロー達を鼓舞し立ち上がるための言葉を彼が放つことです。

今回はこの言葉をもって、この文章を締めさせていただきます。

 

 

Avengers Assemble‼︎‼︎